前回の記事では、VS Code拡張機能版がローカルでClaude Codeを動かす最強の環境である理由をまとめました。今回はその続編として、実際にVS CodeへClaude Codeをインストールして、使えるようにするまでの手順を一つずつ解説します。
ひとつ大事な前提をおさらいしておきます。VS Code拡張機能版は、以前の記事でPowerShellを使ってインストールしたClaude Code本体(CLI)が土台になっています。拡張機能だけを入れても動きません。CLI版のインストールをまだ終えていない場合は、先にそちらを済ませておいてください。
Step 1:VS Codeで拡張機能を検索・インストールする
- VS Codeを起動します。
- 画面左側のサイドバーにある「拡張機能」アイコン(4つの四角が並んだアイコン)をクリックします。または、ショートカットキー(Windows: Ctrl+Shift+X / Mac: Cmd+Shift+X)でも開けます。
- 上部の検索欄に「Claude Code」と入力します。
- 検索結果の中から、発行元(Publisher)が「Anthropic」となっている公式の「Claude Code」を選択します。
- ⚠️ 似た名前の非公式拡張機能も存在するため、必ず発行元が「Anthropic」になっていることを確認してください。「Anthropic」以外のものは選ばないでください。
- 「インストール」ボタンをクリックします。
- 「発行元の “Anthropic” を信頼しますか?」という確認画面が出た場合は、「発行元を信頼してインストールする」をクリックしてください。
数秒でインストールが完了します。
インストール後に表示されるアイコンについて
インストールが完了すると、VS Codeのあちこちに「Spark icon(スパークアイコン)」と呼ばれる閃光のような形のアイコンが追加されます。
このアイコンは、次の2か所に表示されます。
- 左側のサイドバー(Activity Bar) … 常時表示されています。クリックするとセッションリストが開き、新規会話を始めたり過去の会話を再開できます。
- エディタ右上(Editor Toolbar) … ファイルを開いているときだけ表示されます。公式ドキュメントでは「最もすばやくClaudeを開く方法」として案内されているのがこちらです。
「紫色のアイコンを探す」のではなく、この「スパークアイコン(⚡のような形)」を目印にしてください。
Step 2:Claudeアカウントと連携(初回ログイン)する
インストール直後は、あなたが誰かを認識させるための認証が必要です。
- スパークアイコン(左サイドバーまたはエディタ右上)をクリックして、Claude Codeのパネルを開きます。
- 初回はパネルにサインイン画面が自動的に表示されます。「Sign in」ボタンをクリックします。
- ログイン方法の選択画面が表示されます。「Claude.ai Subscription」を選択してください。(「Console / API」のほうは選ばないでください。こちらを選ぶとAPIの従量課金が適用されます。)
- 「外部サイトを開く」という確認が出たら、「開く」をクリックします。
- 自動的にWebブラウザが立ち上がり、Anthropicのログイン画面が表示されます。
- 有料プラン(Pro / Max / Team / Enterpriseのいずれか)を契約しているアカウントでログインします。
- 「Claude CodeがClaude accountへの接続を希望しています」という画面が出たら、「Authorize(承認する)」をクリックします。
- ブラウザに認証完了のメッセージが表示されたら、ブラウザを閉じてVS Codeの画面に戻ります。
(※ブラウザに表示されるメッセージの文言はバージョンによって変わることがあります。何らかの完了メッセージが出ていれば認証は成功しています。)
VS Codeに戻ると、Claude Codeのチャットパネルが使える状態になっています。
ログイン後に出てくる「Learn Claude Code」チェックリストについて
サインインが完了すると、パネルに「Learn Claude Code(チェックリスト)」が表示されることがあります。これはClaude Codeの基本的な使い方を案内するチュートリアルです。
- 各項目の「Show me」をクリックすると、その機能の使い方を実際に見ながら学べます。
- 「×」を押せば、いつでも閉じられます。
- 後から再表示したい場合は、VS Codeの「設定 → 拡張機能 → Claude Code → Hide Onboarding のチェックを外す」で再表示できます。
急ぎの場合は閉じてしまっても問題ありませんが、初めて使う方はここを一通り確認しておくと、基本的な操作を短時間で把握できます。
Step 3:権限モードを確認して、使い始める
Claude Codeには、AIにどこまで自由に操作を任せるかを決める「権限モード」が3種類あります。パネル下部のモード表示をクリックすると切り替えられます。
- 通常モード(Normal) … AIがファイルを変更する前に、毎回「実行してよいですか?」と確認してきます。初心者にはこのモードを強くおすすめします。
- Planモード(Plan) … AIがまず「これからこういう手順でやります」という計画を先に提示し、あなたが承認してから実行します。実行前に計画を見直したい場合に向いています。
- 自動承認モード(Auto-accept) … AIが確認なしに編集を実行します。操作に慣れてから使うモードです。
最初のうちは通常モード(Normal)のまま使うことを強くおすすめします。意図しないファイルの変更や削除を防ぐための、大事な安全弁です。
準備完了です
ここまで来れば、VS Code拡張機能版のClaude Codeがすぐ使える状態です。
試しに、チャットパネルに次のように話しかけてみてください。
こんにちは。このプロジェクトのフォルダ構成を教えてください。
左側にエディタ(ファイルの中身)、右側にClaude Codeのチャットパネルを並べた状態で会話できれば、セットアップは完璧です。
もし途中で見慣れない画面が出た場合は、その画面の内容をそのまま教えてください。一緒に確認します。