Back Claude Code

14.VS Codeに「複数のAIチャット」が同居する問題と向き合う

2026.06.29 1 min read
ARTICLE HERO

導入

今日は、VS Codeを起動するたびに、右側に勝手に「GitHub Copilot」のチャットが開いてしまう問題に取り組みました。わたしは本当はClaude Codeを使いたいのに、起動するたびに見覚えのないチャット画面がいきなり現れて、内心「あ、また出てきた…」と小さくため息をついていました。「これは故障なのか、自分の設定ミスなのか」と最初は判断がつかず、毎回それを閉じてからClaude Codeに切り替えるという地味な手間が、じわじわとストレスになっていきました。今日はこの「複数のAIチャットが同居して、どれを使えばいいか分からなくなる問題」と、もどかしさを感じながら対処した記録をまとめます。

実践したこと

まず、VS Codeを起動した瞬間に画面右側に「チャット」「セッション」「次にビルドする内容を説明します」という表示が自動で開くことに気づきました。一見Claude Codeに似ているせいで、最初は「これがClaude Codeなのかな?」と一瞬戸惑いましたが、よく見るとこれはVS Codeに元から入っている「GitHub Copilot(マイクロソフトが提供するAIコーディング支援ツール)」のチャットでした。似ているからこそ間違えやすい、という点に少し不安を感じました。

CopilotもClaude Codeも、それぞれ別の拡張機能(VS Codeに追加できる機能のこと)です。「起動時にCopilotの代わりにClaude Codeを自動で開く」という一発設定があればどんなに楽かと思いましたが、残念ながら用意されていませんでした。「便利な世の中なのに、こんな単純なことが一発で解決できないのか」と少しもどかしさを覚えつつ、「Copilotを開かないようにする」ことと「Claude Codeを使う」ことを、別々に対処することにしました。

躓いたポイントと解決策

つまずき1:起動するたびに、右側にCopilotのチャットが開いてしまう

まず、設定の検索欄で「chat.commandCenter.enabled」という設定項目を探してみましたが、自分の環境のVS Codeでは、その項目が検索結果に出てきませんでした。「ネットで見た通りにやっているはずなのに、なぜ自分のところだけ出てこないのか」と少し焦り、何度も検索語を打ち直しましたが結果は同じでした。VS Codeのバージョンや環境によって、設定項目の名前が違ったり存在しなかったりするのが原因のようです。ここで意地になって遠回りを続けるより、もっと確実な方法に切り替えることにしました。

解決策は、Copilotの拡張機能そのものを「無効化」することでした。そもそも使わないなら、拡張機能ごとオフにするのが最短で確実だったのです。手順は、左端の「拡張機能」アイコンを開き、インストール済みの一覧から「GitHub Copilot」「GitHub Copilot Chat」を探して、それぞれ右クリックして「無効にする」を選び、再読み込みする、というものでした。実行する直前は「これで何か壊れたりしないだろうか」と少し緊張しましたが、再読み込みした瞬間、右側に勝手に出ていたCopilotのチャットがすっと消えて、思わず「これだけでよかったのか」と拍子抜けするくらい安心しました。「無効にする」は削除ではないので、後で「有効にする」を押せばすぐ元に戻せる、という点も、気軽に試せる安心材料になりました。

仕上げとして、Copilotを無効化したあと、左端の「赤いスパークアイコン」をクリックしてClaude Codeのパネルを開き、パネルのタブを右端へドラッグして右側に配置しました。この状態で普通に「×」で閉じれば、次回からこの配置が記憶されて、右側にClaude Codeがある状態で開きやすくなります。次に起動したときに、ようやく見たかった画面(Claude Codeのパネル)が最初から右側に出ていたのを見て、ここまでの地味な作業がやっと報われた気がしました。

つまずき2(注意点):作業フォルダを開かずにファイルだけ開いていた

作業の途中で、左上に「開いているフォルダーがありません」と表示され、別の作業のファイルだけが単体で開かれている状態になっていることに気づきました。最初は何が悪いのか分からず、「指示した通りに書いているのに、なぜルールが反映されないのか」と少し困惑しました。よく確認すると、この状態ではCLAUDE.md(執筆ルール)やスキルが効かないことが分かりました。ブログ記事の作業をするときは、必ず「ファイル → フォルダーを開く」で作業フォルダ(Claude Code フォルダ)を開いてから始める必要があります。左上が「CLAUDE CODE」になっていれば正しい状態だと分かり、地味だけれど見落としやすい確認ポイントだと実感しました。

まとめと次回の目標

今日の「複数AI同居問題」から学んだのは、次の4つです。

  • VS Codeには、見た目の似たAIチャットが複数同居しうる(Copilot・Claude Code、これからCodexも)
  • 使わないAIは「無効化」しておくと、画面がすっきりして取り違えも減る。無効化は削除ではないので、いつでも戻せる
  • 設定項目が自分の環境で見つからないときは、遠回りせず、拡張機能の無効化のような確実な方法に切り替えるほうが早い
  • どのAIを使うときも、「作業フォルダを開いているか」「いまどのAIを操作しているか」を意識することが、トラブル回避の基本

当分はClaude Codeだけを使う予定ですが、近々ChatGPTのCodex(OpenAIが提供するAIコーディング支援ツール)も導入する予定があります。そうなると、VS Codeの中に「Copilot」「Claude Code」「Codex」という、見た目の似たAIチャットが3つ同居することになります。今日だけでも2つのAIの取り違えで戸惑ったので、正直なところ、3つになったらまた同じように慌てる自分の姿が目に浮かびます。

Codexを入れるときに気をつけたいのは、それぞれのアイコンと入力欄の見た目を覚えること(Claude Codeは「赤いスパークアイコン」「Ask Claude to edit…」が目印)、作業を始める前に「いま自分はどのAIを操作しているか」を一度確認する癖をつけることです。また、今回作ったCLAUDE.mdやスキル(.claude)はClaude Code専用で、Codexはそれらを読みません(Codexには AGENTS.md という別の仕組みがあります)。そのため「ブログ記事を書く仕組み」を使うときは、必ずClaude Codeのほうで操作する必要があります。

次回は、Codexを実際に導入し、また同じようにあたふたしながらも、3つのAIをどう見分け、どう使い分けるかを記録していきたいと思います。