Back Claude Code

12.日本語で話したのに英語のローマ字になった音声入力との格闘で敗北した日

2026.06.28 1 min read
ARTICLE HERO

導入:今日行ったClaude Codeとの格闘の概要

今日は、Claude Codeで作ったブログ記事の下書き(draft.md)を、音声入力で対話しながら直そうとしていました。ブラウザ版のClaude(Anthropic社が提供するチャットAIです)と会話するのと同じ感覚で、「タイトルをこう変えて」「この部分を直して」としゃべるだけで直せたら、どんなに楽だろうと思っていたのです。けれど蓋を開けてみれば、これが今日いちばんの泥沼でした。最後には「敗北」という言葉しか出てこないくらい、わたしは振り回されました。

実践したこと:具体的な手順や入力したコマンド

Claude Codeのチャット欄にあるマイクボタンを押して、はっきりと日本語でしゃべりました。ところが画面に現れたのは、「Doraphto Emudino Taitoru anwo, Moskoshi」のような、日本語をローマ字読みしたような奇妙な英語でした。送信した言葉も「Moscow」などと誤変換され、Claudeからは「『Moscow』の意図がよく分かりません」と返されてしまいました。確かに日本語で話したのに、なぜ英語として聞かれてしまうのか、わたしはしばらく画面の前で固まってしまいました。

躓いたポイントと解決策:エラーや悩んだ点と、その対処法

ここから先は、原因を一つずつ切り分けていく、今日いちばんの格闘の記録です。

最初は「キーボードが英語入力になっているのでは」と疑いました。しかし、画面右下のタスクバーの入力モードを確認すると「あ(日本語)」になっていて、正常でした。一つ目の可能性が外れただけで、すでに小さな焦りが募っていました。

次に「Windowsの音声認識そのものが英語設定になっているのでは」と疑いました。設定→時刻と言語→音声認識を開いて確認したところ、「音声認識の言語」はすでに「日本語」になっており、日本語の音声パッケージもインストール済みでした。これも違う。一体どこに原因があるのか、正直うんざりしながら次の可能性を探すしかありませんでした。

ここでようやく気づきました。英語になっていたのは、Windows標準の音声入力ではなかったのです。原因は、Claude Codeの拡張機能(VS Codeに後から追加できる機能のことです)に内蔵されているマイクボタン、つまりチャット欄の右端にあるマイクでした。このClaude Code内蔵のマイクが、英語で聞き取る設定になっていたのです。二つの可能性を外してようやく辿り着いた答えに、安堵と同時に「これかー」という脱力感が押し寄せました。

さらに調べたところ、Claude Code拡張機能の内蔵マイクは、設定で日本語にしようとしても、その設定を無視してしまう既知の不具合があると分かりました。つまり、自分の操作ミスではなく、ツール側の制約・不具合だったのです。自分を疑い続けた末に「悪いのはツールの方だった」と知ったときは、ほっとする反面、ここまでの堂々巡りが一気に虚しく感じられました。設定ファイルで言語を指定する方法はターミナル版(CLI、コマンドを文字で入力して操作する版のことです)では効くものの、VS Code拡張機能版のマイクには効かない、という状況でした。

解決策として、Claude Code内蔵のマイクは使わないことにしました。代わりに、Windows標準の音声入力(キーボードの「Windowsキー+H」で起動するもの)を使うことにしました。こちらは音声認識の言語がすでに日本語に設定されていたので、正しく日本語で入力できました。「テスト、日本語で入力します」としゃべったら、ちゃんと日本語の文字で入り、思わず声に出して安堵してしまいました。

ただ、安心したのも束の間でした。Windowsキー+Hの音声入力には、しゃべった文字を入力欄に「追加」していく仕組みがあり、送信せずに次々しゃべると、前の文に新しい文がどんどんくっついて、1つの長い文になってしまったのです。せっかく言語の問題を乗り越えたのに、また別の落とし穴かと肩を落としました。解決のコツは「1つの指示をしゃべったら、いったん送信して入力欄を空にする」ことでした。入力欄にたまった文を消したいときは、Ctrl+A(全選択)→Deleteで一発で空にできます。「しゃべる→送信→空になる→次をしゃべる」を1セットにすると、ようやく文がくっつかずに済みました。

まとめと次回の目標:本日の成果と次回の予告

今日の成果は、「マイク」と一言で言っても、Claude Code内蔵のマイクと、Windows標準のマイク(Windowsキー+H)は別物だと、身をもって知ったことです。日本語で音声入力したいときは、Windowsキー+HのWindows標準を使うのが確実だと確認できました。また、音声入力は1指示ずつ送信して入力欄を空にしながら使うと、混乱しないことも学びました。何度も振り回された末にたどり着いた結論なので、今日はようやく一区切りついたという気持ちです。

次回は、確定した音声入力の方法(Windowsキー+H)を使って、ブログ記事の加筆修正を音声で進めていきたいと思います。