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01Claude Codeを始める前に知っておきたい「5つの予備知識」──ゼロから挑戦した私が感じた、最初の壁と乗り越え方

2026.06.11 1 min read
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はじめに

先日、私は自分のWindowsパソコンに「Claude Code」を入れてみることにしました。

とはいえ、正直に言うと、最初は何が何だかさっぱりでした。ネットで調べても情報が断片的で、「どこから手をつければいいの?」という状態。ITの専門知識はある程度持っているけど、プログラミングも20年以上前に1年間ほど取り組んでいただけ。そんな私が、まずやったのは〝事前に予備知識を頭に入れること〟でした。

この記事では、私が実際にゼロから取り組む中で「これ、先に知っておけばよかった」と感じた5つの予備知識をまとめています。

これからClaude Codeを始めようとしている方、特に「ITは使うけど専門的なことはよく分からない」という方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

予備知識① そもそも「Claude Code」って何?

ひと言で言うと、「あなたの代わりにパソコンの中で実際に手を動かしてくれるAIの相棒」です。

ChatGPTとの違いで考えると分かりやすい

これまでのAI(ChatGPTなど)は、いわば「優秀なアドバイザー」です。

「この書類、どう直せばいい?」と聞けば、的確なアドバイスをくれます。でも、実際に書類を直すのはあなた自身。アドバイスを受け取って、自分でパソコンを操作しなければなりません。

Claude Codeはここが根本的に違います。

「この書類、直しておいて」と日本語で頼むだけで、AIが自分でファイルを開いて、読んで、修正して、保存まで完了させてくれます。

あなたはお茶を飲みながら待っていればいい、というわけです。

「自律型エージェント」という言葉の意味

難しく聞こえますが、要は「自分で考えて動ける」ということです。

  • ファイルを自分で読む
  • 必要なものを自分で作る
  • データを自分で集計する

指示した後は、Claude Codeが自分で判断しながら作業を進めます。

プログラミングの知識は一切不要です。「こういうことをやっておいて」と日本語で伝えるだけ。それだけで動きます。

予備知識② Claude CodeはWindowsの「どこ」で動くの?

ひと言で言うと、「ターミナル」という画面の上で動きます。

「ターミナル」って何?

パソコンへの指示の出し方には、大きく2種類あります。

  • ① マウスでアイコンをクリックして操作する(普段みなさんがやっている方法)
  • ② 文字を直接キーボードで打ち込んで操作する(これがターミナル)

ターミナルとは、②の「文字でパソコンに命令を出すための画面」のことです。

黒や紺色の背景に、白い文字が並んでいるあの画面。映画でハッカーがカタカタとキーボードを打ち込んでいるシーン、見たことありますよね。あれです。

私も最初に見たとき、〝なんか難しそう…〟と少し怖気づきました。でも、実際はそれほど難しくありませんでした。

Windowsには最初から入っています

Windowsには最初から「PowerShell(パワーシェル)」や「コマンドプロンプト」という名前のターミナルが標準搭載されています。インストール不要で、今すぐ開けます。

Claude Codeの使い方のイメージ

  1. ターミナルを開く
  2. Claude Codeを呼び出す
  3. 日本語でチャットしながら作業を進める

「チャット形式」というのがポイントです。LINEやメッセージアプリで人に頼むのと同じ感覚で、AIに仕事をお願いできます。

「黒い画面が怖い」という方へ

それでも〝あの画面〟はちょっと…という方には、安心してください。普通のアプリと同じ感覚で使える「Cowork」という選択肢もあります。マウスで操作できる、見た目も普通のデスクトップアプリです。まずCoworkから始めるというルートもあります。

予備知識③ 事前に用意するアプリは何?

結論から言うと、必須は1つだけ。あとは「あると便利」程度です。

【必須】Git for Windows

「Git for Windows(ギット・フォー・ウィンドウズ)」という無料ソフトを、Claude Codeをインストールする前に入れておく必要があります。

〝Gitって何?〟という説明は今は不要です。「Claude Codeが裏側でパソコンを動かすために必要な道具」とだけ覚えておいてください。料理で言えば、包丁を使う前にまな板を用意しておくようなイメージです。

公式サイトから無料でダウンロードできます。

【注意】「Node.jsが必要」という古い情報に惑わされないで

ネットで調べると「Node.jsも必要」と書いてある記事が出てくることがあります。

2026年現在の最新版では、Node.jsは不要になっています。

私も最初にこの情報に惑わされそうになりました。古い記事をそのまま信じて余計なものを入れる必要はありません。情報の鮮度には注意しましょう。

【あると便利】VS Code

「Visual Studio Code(ビジュアル・スタジオ・コード)」、通称VS Codeという無料アプリです。一言で言うと〝高機能なメモ帳〟です。

これがあると、Claude Codeが作ったファイルをすぐ確認できたり、VS Codeの中にターミナルが内蔵されているので画面を切り替えずに操作できたりします。ただし最初はなくても大丈夫です。

アプリ 必要度 費用
Git for Windows 必須 無料
VS Code あると便利 無料
Node.js 不要(古い情報) —

予備知識④ 「コマンド」って覚えないといけないの?

結論から言うと、覚えるのはたった数個だけ。あとは日本語で話しかけるだけです。

「コマンド」とは何か

ターミナルの画面では、マウスでクリックする代わりに「短い命令文」を文字で打ち込みます。これをコマンドと言います。

〝なんか難しそう〟と感じるのは当然です。でも安心してください。

覚えるコマンドは実質2つだけ

コマンド 意味
cd 作業したいフォルダに移動する
claude Claude Codeを起動する

以上です。cdはChange Directoryの略で「このフォルダに入る」という意味。claudeは起動コマンド。この2つさえ分かれば、スタートできます。

起動したあとは「普通の日本語」でOK

Claude Codeが立ち上がったあとは、コマンドは一切不要です。

「このフォルダのPDFを整理して」「この表のデータを集計して」「議事録をWordファイルにまとめて」

こういった普通の日本語を打ち込むだけで、Claude Codeが自分で考えて作業を進めます。

エラーが出ても怖くない

ターミナルに赤い文字でエラーメッセージが出ると、初心者はパニックになりがちです。私も最初は〝やっちゃった…〟と焦りました。

でもClaude Codeなら、そのエラー画面をそのままAIに見せるだけで大丈夫。AIが自分でエラーの原因を突き止めて、修正まで完了させてくれます。あなたが「何が悪いか」を理解する必要すらありません。

予備知識⑤ Windows環境で躓きやすい3つのポイント

インストールがうまくいかない原因の大半は、この3つのどれかです。事前に知っておくだけで、グッとスムーズになります。

躓きポイント① PowerShellとコマンドプロンプト、どっちを使う?

Windowsのターミナルには2種類あります。

  • PowerShell(パワーシェル)
  • コマンドプロンプト

見た目は似ていますが、使うコマンドが一部異なります。間違えるとエラーになるので、「自分が今どちらを開いているか」を確認する癖をつけましょう。

確認方法は簡単です。画面の先頭に「PS」と書いてあればPowerShell。なければコマンドプロンプトです。

PS C:\Users\kawamura>   ← これはPowerShell
C:\Users\kawamura>      ← これはコマンドプロンプト

Claude CodeのインストールにはPowerShellを使うと覚えておけばOKです。

躓きポイント② 「コマンドが見つかりません」エラー

インストールが終わって claude と打ち込んだのに、

'claude' は認識されていません

というエラーが出ることがよくあります。

インストールが失敗したわけではありません。パソコンがまだ新しいソフトを認識していないだけです。

解決策はシンプル。ターミナルを一度閉じて、開き直すだけ。それだけでほとんどの場合、解決します。焦らず再起動してみてください。

躓きポイント③ ユーザー名が日本語だと不具合が起きることがある

Windowsにログインしているユーザー名が日本語や全角文字になっている場合(例:C:\Users\田中)、Claude Codeがファイルの場所を正しく読み取れずエラーが起きることがあります。

確認方法:エクスプローラーを開いて、アドレスバーに表示されるパスを見てください。

C:\Users\kawamura   ← 英数字ならOK
C:\Users\田中       ← 日本語は要注意

日本語ユーザー名の場合は、作業フォルダを英数字のパスの場所(例:C:\work)に作って、そこで作業するという回避策があります。

まとめ

最後に、5つの予備知識を振り返ります。

# テーマ ひと言まとめ
① Claude Codeとは? 日本語で指示するだけで実際に作業してくれるAIの相棒
② どこで動く? ターミナルという画面の上で、チャット形式で動く
③ 必要なアプリは? 必須はGit for Windowsだけ。Node.jsは不要
④ コマンドは覚える? 2つだけ。あとは日本語でOK
⑤ 躓きポイントは? ターミナルの種類・再起動・日本語ユーザー名の3点

正直に言うと、私はこの5つを知らないままインストールを始めようとしていました。おそらく途中で何度もつまずいていたと思います。

でも、事前に頭の中を整理しておくだけで、作業はずっとスムーズになります。

次の記事では、実際のインストール手順をステップごとにお伝えします。この予備知識を頭に入れた状態で、一緒に進めていきましょう。