今日行ったClaude Codeの訓練の概要
Windows PCにはすでにClaude Code(ターミナルで操作するCLI版と、VS Code拡張機能版の両方)を導入していて、日常的にブログ記事の下書き作成などに使っています。
今回、同じ環境を普段使っているMacBook Proにも作ることにしました。ただ、Windowsのときは正直なところ、よく分からないまま手探りで進めた部分が多かったので、今回はその反省を踏まえて、事前に「Windowsで実際に躓いた点」を整理し、Mac版ではどうなるかをこれからClaude Codeに相談するための下書きメモを作成しました。今日の訓練は、いきなりMacの作業を始めるのではなく、その前段階として「相談内容を整理して言語化する」ことでした。
正直なところ、最初は「Windowsで一度うまくいった手順があるのだから、Macでも同じようになぞればいいだろう」と少し軽く考えていました。ですが、あらためて振り返ってみると、その考えは甘かったと感じています。Macには当然Mac独特の操作があり、Windowsでの経験がそのまま通用するとは限りません。そのことに気づけただけでも、今日この整理をした意味があったと思っています。
実践したこと:躓いた点を13項目に整理
メモには、まず背景(Windowsですでに導入・運用していること、Macでも同じ環境を作りたいこと)と、相談にあたっての前提条件(Mac操作もClaude Codeも初めてなので、ひとつずつ丁寧に確認しながら進めてほしいこと)を書きました。
そのうえで、Windowsで実際に躓いた点・理解が曖昧だった点を、以下の13項目に分けて書き出しました。
- 似た名前・見た目のツールの取り違え
- インストール前に必須なソフト・不要なソフトの見極め
- インストール直後にコマンドが反応しない現象
- ユーザー名・パスに関する注意
- 環境変数(プログラムが参照する設定値のようなもの)によるお金まわりの事故
- VS Code拡張機能版とCLI版の使い分け・関係性
- 権限モード(Ask before edits / Plan mode / Auto-accept)の理解
- CLAUDE.mdとスキル(SKILL.md)の「効く範囲」の誤解
- 拡張機能版で使えないコマンドがある点
- 拡張機能パネルの表示言語
- 音声入力まわりの躓き
- モデルの確認・切り替え方法
- クラウドストレージ上での作業の注意点
各項目には、Windowsで実際に何につまずいたかを書いたうえで、「Macでも同じことが起きるか、事前に確認してほしい」という質問を添えました。最後に、これらをWeb検索で確認したうえで、Mac導入手順を区切りながら丁寧に進めてほしい、という進め方の希望も書き加えました。
躓いたポイントと解決策:Windowsで実際に困った場面
今回のメモ作成のいちばんの目的は、この「躓いたポイント」を今のうちに棚卸ししておくことでした。過去にWindowsで実際に困った場面を振り返ると、次のようなものがありました。
似たツールの取り違え
Windows PowerShell(Windows標準のコマンド操作画面)と、後から追加でインストールするPowerShell 7が別アプリだと知らず、更新の案内が消えないことに長時間悩みました。また、VS Code上でGitHub CopilotとClaude Codeを取り違えて操作していたこともあり、画面に表示されるモデル名を見てようやく気づきました。
インストール直後にコマンドが反応しない
インストールした直後に claude というコマンド(CLI版Claude Codeを起動する命令)を入力しても「見つかりません」と表示され、焦りました。これは、パス(プログラムの場所をOSに教える設定)がまだ反映されていないだけで、ターミナル(コマンドを入力する黒い画面)を一度閉じて開き直せば直る、ということを後から知りました。
環境変数によるお金まわりの事故
過去に使っていたAPIキー(AIサービスを従量課金で使うための認証情報)が、Windowsの環境変数に残ったままになっていました。これが残っていると、Pro契約をしていても優先的に従量課金の方が使われてしまう、という注意点を知り、確認して削除しました。
音声入力が英語のローマ字表記になってしまう
これがWindowsで最も苦労した点でした。Claude Code内蔵のマイクボタンで日本語を話すと、なぜか英語のローマ字表記になってしまう不具合に遭遇しました。OS標準の音声認識の言語設定はすでに日本語にしていたにもかかわらず、拡張機能内蔵のマイクだけがその設定を無視してしまう、既知の不具合だと分かりました。最終的には、Windows標準の音声入力機能(Windowsキー+H)に切り替えることで解決しました。あわせて、音声入力は「1回話したら送信して入力欄を空にする」を徹底しないと、前の発言がどんどん連結されてしまう問題があることも分かりました。
CLAUDE.mdとスキルの「効く範囲」
.claude フォルダをどこに作ればいいか分からず迷いました。VS Codeでスラッシュを含んだファイル名を入力すると、入れ子のフォルダが自動的に作られる、という操作を知らなかったためです。また、CLAUDE.mdやスキルの設定が「そのフォルダとサブフォルダすべてに効く」という仕組みを理解しておらず、記事ごとのサブフォルダをどこに置くべきか迷いました。
これらはいずれもWindowsではすでに解決済みですが、Macでも同じ現象が起きるのか、それとも起きないのかを、実際にMacで作業を始める前にきちんと確認しておきたいと考え、今回のメモに整理しました。
WindowsからMacへの切り替え自体に時間がかかった
そしてもうひとつ、今回あらためて実感した躓きがあります。それは、道具や設定の話以前に、「WindowsからMacへ頭を切り替えること」そのものに時間がかかった、ということです。
Macは一般的に「Windowsより簡単だ」「直感的に使える」とよく言われます。ですが、それは普段からMacを使い慣れている人にとっての感覚だと、今回身をもって感じました。わたしは仕事柄、WindowsとMacの両方をそれなりに使う立場ではあるのですが、ここしばらくWindowsを中心に使い続けていたせいで、すっかりWindowsの操作に体が馴染んでしまっていました。その状態からMacに向き合うと、頭の中で一度「Windowsならこうだったな」を挟んでからMac向けに変換する、というワンクッションが必要になり、思っていたよりも切り替えに時間がかかりました。
「Macの方が簡単」という一般論を鵜呑みにせず、自分がどれくらいMacに慣れているかによって感じ方が変わる、というのは、今回の整理を通して得たわりと大きな気づきでした。
まとめと次回の目標
今日は、Mac導入作業そのものではなく、その前段階として、Windowsで実際に躓いた13項目を棚卸しし、Claude Codeに相談するためのメモとして言語化しました。特に音声入力の不具合は最も苦労した点だったので、優先的に確認してほしい項目として明記しました。あわせて、道具の使い方以前の問題として、WindowsからMacへ頭を切り替えること自体にも時間がかかる、という自分の感覚にも気づくことができました。
次回は、このメモをもとに実際にClaude Codeと対話しながら、Mac版での注意点をひとつずつ確認し、MacBook ProへのClaude Code導入(CLI版のインストールからVS Code拡張機能版のセットアップまで)を進めていく予定です。